webライターのバイブルとは?

「webライターは普段、どんな本を読んでいるんだろう?」
私がwebライターを始めたときに一番、気にしていることでした。
今回ご紹介させて頂く本はどれも、webライターなら知らない人がいないほどのド定番。名著中の名著です。
もしもあなたが、気軽に楽しく文章力をアップさせたいのなら、とにかく今回ご紹介する本にチラッとでも、目を通してみましょう。
「もっと早く読むべきだった!」と、照れくさい気持ちになっちゃいますよ!!
webライターのバイブル!文章力を確実に鍛える本、5選!!
書籍ご購入の前に・・・
当ブログではamazonリンクを貼らせて頂いています。
ご存知と思いますが念のため、基本的なご注意を申します。
amazonで発売されているベストセラー書籍には紙媒体の書籍と電子書籍などがございます。
そのためamazonリンク広告とamazonサイト内で、表示価格が大きく違うことがございます。
ご購入して頂けるときはぜひとも、お間違えの無いよう、ご注意をお願いします!!
20歳の自分に受けさせたい文章講義
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』は、発行部数200万を突破した大ベストセラー『嫌われる勇気』を手掛けた、古賀史健氏が2012年に発表した単著デビュー作。2020年3月に第26刷が発行されるほどのロングセラー本です。
【御礼】『20歳の自分に受けさせたい文章講義』、26刷出来。支えてくださった方々、どうもありがとうございます。刊行から、もう9年目ですからね。10年残る(10年後にも版を重ねている)本をつくるって、ほんとにむずかしいことだと、最近あらためて思います。 pic.twitter.com/uNAGxG99BA
— 古賀史健 (@fumiken) March 26, 2020
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』は、文章法に関する本なら「これ一冊持っていればいい」と言われるほどの名著。文章に関する基本的なノウハウから哲学的なことまで、読みやすく書かれています。
「これ一冊持っていればいい」というのは「くり返し読む必要がある」「読めば読むほど新たな発見がある」ということなので、一度読んだだけで文章力が飛躍的にアップする魔法の本、というほどの即効性は期待しないでください。繰り返し読み続け、書き続けるための本です。
沈黙のwebライティング
『沈黙のwebライティング』はwebサイトで高評価を得るための文章について書かれた本で、webライティングに関しては絶大な支持を誇り、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』と並ぶ、webライター必携の本として知られています。
『沈黙のwebライティング』の大きな特徴は、イラストをふんだんに取り入れたストーリー形式。googleをはじめとする検索サイトで検索上位を得るための技術「SEO(サーチエンジン最適化)」についてのノウハウを楽しく学べるよう、盛り込まれています。そのため単行本はA5判630ページ以上の大ボリュームで、非常に読みごたえのある内容です。
『沈黙のwebライティング』には専用webサイトがありますので、単行本と連携してwebサイトならではの情報を得ることもでき、知識を深めることができます。
とにかく情報量が豊富です。『20歳の自分に受けさせたい文章講義』もそうですが、何度も繰り返し、読み続けましょう。
新しい文章力の教室(ナタリー式トレーニング)
ポップカルチャーを紹介するニュースサイト「ナタリー」のライターに教えている文章法を単行本化したのが本書、『新しい文章力の教室』です。
『新しい文章力の教室』では「完読される文章」を目標に、文章力アップのためのトレーニング内容がまとめられています。本のデザインは柔らかい雰囲気ですが、内容は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』より少し堅めです。
「ナタリー」のライターを育成するための内容を基本としているので、哲学的なことはあまり書かれていません。キュレーションサイトのライター用マニュアルと内容が似ているため、キュレーター経験の無い個性派ブロガーには大きな効果が期待できます。
人を操る禁断の文章術
『人を操る禁断の文章術』はメンタリストDaiGo氏が生み出している、数多くあるベストセラー本のひとつ。タイトルの最後には「文章術」と書かれていますが、本書では「メンタリズム」と読むそうです。
『人を操る禁断の文章術』では主に、「人に行動してもらうための文章」について書かれています。先に紹介した3点に対し本書はコピーライティングというより、セールスライティング向けの内容です。
2019年3月に時点で第14刷が発行されるほどのベストセラーですが、1~2カ所か誤植があったように思います。
本書で読まれるDaiGo氏の文章は、さすがと言えるほどの親しみやすさ。先に紹介した『新しい文章力の教室』を読んだあとだと「DaiGo氏の文章、ナタリー式じゃないな」といった比較や楽しみ方もありますので、ぜひともご確認してみてください。
いますぐ書け、の文章法
先にご紹介した4点を一度読み終わった時点で、文章力がアップしスラスラとものすごいスピードで記事を書けるようになるかと言われたら・・・。難しいでしょう。
文章にはいろいろな型やキーワードが存在していて、本に書いてあること全て実践しようとすると食い違いも生まれます。逆に文章が書きにくくなるのです。しかしご安心ください。うってつけの本がきちんと、ご用意されています。
『いますぐ書け、の文章法』は知識に縛られ文章が書きにくくなったあなたの心を解きほぐし、勢いを取り戻すための強力な後押しをしてくれる本です。
とにかく勢いの強い文章に気持ちがグイグイと引っ張られ、「考えても仕方がない、ヘタでもいいからとにかく書こう!!」といった気持ちにさせてくれます。本書では「まず書け、とにかく書け!」と言わんばかりの内容であふれていますが、要所では「これなら、すぐにでも実践できそう!」といったノウハウも強めに教えてくれます。
本書をパッと開き見た感じもインパクトあります。改行が多めで、ひらがな表記が多い。「だである調」と「ですます調」が行き来し、ピリッと辛口なコメントが飛び込んでくる、など。読者の気持ちをあおる要素がちりばめられているのです。
本書を1番目にご紹介しようか迷いもしたのですが、「知識に縛られ、逆に文章が書きにくくなったライター」に向け、5番目とさせて頂きました。
一番使われる、真のド定番!?番外編!
記者ハンドブック
新聞記者のための、新聞用字用語集「記者ハンドブック」。とても歴史の長い資料で、1956年11月に初版が発行され、2020年1月には第13版第8刷が発行されています。「記者ハンドブック」は主に、表記の確認で使われることが多いのです。
「表記」について、少し説明しましょう。
普段我々が何かしら文章を書くとき「~する時」「~する際」と漢字表記しがちではないですか?新聞だと「~するとき」とひらがな表記なのです。他にも「~の為」を「~のため」、「~等」を「~など」など、迷う箇所が結構あります。
表記のほかにも、ライター必須の情報がギッシリとまとまっている資料ですので、番外編として記事に入れさせて頂きました!!
文章力なんて、すぐにはアップしない!!
繰り返し読み続け、書き続けることが大切

この記事の文章を読めば・・・
いかがでしたでしょうか?文章法の本というのは本当にたくさん出版され続けていて、何十冊も読みまくらないといけない気持ちになります。
何十冊ともなると時間が足りなくなり、一冊一冊が流し読みになりがちです。名著といえど、流し読みしただけで文章力が簡単にアップすることはありません。この記事の文章を読めば、お分かりですよね(笑)?
この記事でご紹介した本を繰り返し読み続け、書き続けましょう!!

今回の記事も読んでくださり、ありがとうございました!!これからもどうぞ、よろしくお願いします!!