八幡平ヒルクライム2020、無事に終了!?
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『八幡平ヒルクライム2020』に関わった選手の皆様、スタッフの皆様、、お疲れ様でした!!
そして、新型コロナウイルス感染拡大防止にも努めてくださり、本当にありがとうございました!!
おかげさまで私も昨年に引き続き、レースを無事に終えることができました。
もちろん、まだ油断は禁物です。無事に帰ることができたからといって、コロナ問題が終わったわけではありませんから・・・。
主催者サイドはレースが終わった数日後の現在も、ドキドキしていることでしょう。
実際、DNS(参加辞退)を選んだ選手もたくさんいました。
2020年度の『八幡平ヒルクライム2020』開催は本当に大変で、勇気ある決断だったと思います。
それでは、『八幡平ヒルクライム2020』のレポート、始めさせて頂きます!!
『八幡平ヒルクライム2020』の結果は・・・「最下位」
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お先に私、嶋山のレース結果を発表させて頂きます。
ずばり、「最下位」です!!
MTB女子2位の選手と、後ろの回収車と一緒にゴールしました。
ゴール前で「お疲れ様!!」と声をかけてくださった選手もいてくださり、とてもありがたかったです。
公式タイムでは2時間10分を過ぎていました。
時刻にして9時40分ごろ・・・。
下山開始時刻が9時50分だったので、実はギリギリの時間だったようです。
最下位の原因は?
最下位の心当たり・・・もちろん、あります!
主な原因を5点、箇条書きにしてみました。
ぜひとも、参考にしてくださいね!
最下位の原因トップ5
・昨年の『八幡平ヒルクライム2019』から一年間、ヒルクライムをしなかった
・ヒルクライムどころか、ロードバイクに乗ることすら激減した
・本番一週間前に走った、鳥海ブルーラインでの結果がひどかった
・新型コロナウイルスを警戒し、最大強度の運動をしなくなった
・「完走できれば最下位でもいい」という考えが、昔から染みついていた
一年間もヒルクライムをしないと、どうなる?
まともなヒルクライムは一年間もしませんでしたが、いきなり運動の習慣を無くしたわけではありません。
『八幡平ヒルクライム2019』を最後に、ロードバイクのホビーレーサーは終わりにしていました。
当時はランニングに力を入れていて、『八幡平ヒルクライム2019』の前日に『ランたなちゃんねる』のランニングセミナーを秋田市で受けていたくらいでしたから。
当時の目標はフルマラソンでの3時間半切り・・・「サブ3.5」ですね。その前にハーフマラソンの「90分切り」も目標にしていました。
ランニングに力を入れていたころはもう、ほとんどロードバイクに乗りませんでしたね。
元々はロードバイクのトレーニングとして初めたランニング・・・。
ランニングのトレーニングとしてロードバイクに乗る・・・といった場面はほとんど無かったのです。
そして2020年、各地のマラソン大会は全滅に近いくらいに中止が続きました。
モチベーションを落とした私は、2020年4月から、運動の習慣をなくしてしまいます。
制限時間ギリギリ・・・
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『八幡平ヒルクライム2020』の本番一週間前、私は鳥海山の「鳥海ブルーライン」へ、一年ぶりの本格的なヒルクライムに挑戦しました。
『ブルーラインヒルクライム(遊佐コース)』と同じコースです。
「超~ゆっくり走れば、1時間半くらいで終わるだろ・・・」
そう思い、インナーロー縛りで走り始めました。
トレーニングはアスリートを裏切りません。
「超~ゆっくり」走っているつもりなのに、開始20分ほどでゼーゼーと、息が切れます。
もう、「病気になったんじゃないか?」と自分を疑ってしまうくらいです。
結果、自販機の置いてある『大平山荘』でジュースを買い、自転車を降りて休みました。
これがレースだったら、コースアウトで失格になってたかもしれません。
何とかヘロヘロになりながらゴール地点の鉾立駐車場に着いたときは、1時間53分を過ぎていました。
『ブルーラインヒルクライム(遊佐コース)』の制限時間は約2時間。
「このままじゃ、八幡平アスピーテラインを走り切ることができない・・・」
本気で思いました。
新型コロナウイルスがアスリートのメンタルに与える影響
アスリートにとって「安心感」は、無くてはならないものです。
「安心感」が無ければ運動の強度を上げることに抵抗が生まれます。
「安心感」の重要性は、レースでもトレーニングでも共通するもの。
新型コロナウイルスは、私の「安心感」に大きな悪影響を加えました。
「安心感」の無い生活
2020年の4月に運動の習慣を絶ってからは当然、私の走力はダウンヒルのごとく落ちていきます。
2020年4月は特に、コロナの影響で外を走ることがしにくい時期。
人目を気にせず運動する度胸が、私にはありませんでした。
久々に走るとびっくりするくらい早く、バテて動けなくなってしまいます。
息が切れて、少し休んでも回復しない・・・。
病気にかかってしまったかのような感覚・・・。
「病気・・・まさか・・・」
自分の健康状態が信じられなくなります。
そして、こう思うようになりました。
「本当にコロナだったら、こんなものじゃない。でも今、ムリしてしまうと抵抗力が無くなって、コロナにかかりやすくなってしまうかもしれない・・・」
強度の高い運動に対する「安心感」が無くなってしまったのです。
webライター生活の始まりが市民アスリート生活の終わり!?
「プロフィール」でも書きましたが、私のwebライター生活は2020年の3月下旬から始まっています。
そのうちトレーニングに費やしていた時間をそのまま、webライターの活動にあてるようになりました。
「外で走るの、抵抗あるし・・・」
5月にもなると世間でも「少しくらいなら健康維持のため、走って身体を動かすというのもイイんじゃないか?」といった、ソフトな雰囲気に少しずつ変わっていきます。
それでも私の運動習慣が復活したわけではありません。
ガラスのモチベーション
2020年の5月にもなると、日本じゅうのマラソン大会が一気に中止を発表します。
SNSの某ランニンググループでも、「誰かと一緒に走っている投稿はお控えください」と、厳しめ。
私がランニングのトレーニングを始めた理由は、マラソン大会で味わえる非日常的空間の楽しさからです。
無期限の「お預け」状態となった、一番の楽しみ。
軟弱な私は「じゃー、なにか別のやりたいことをやろう!」と、毎日のトレーニングをやめてしまいました。
「最下位」と「最低」は違う!!
2018年の春、私は鳥海ブルーラインでのダウンヒル中に落車し、救急車で運ばれました。
右鎖骨の遠位端骨折と打ち身、背中とお尻は擦過傷で真っ赤。
側溝の無い草むらに転がったおかげで、自転車は壊れませんでした。
落車の直前まではとにかく、ヒルクライムの走力を上げることに夢中でしたが、落車の瞬間、向上心が音をたてて崩壊。
「もう、大会に出場できて無事に完走さえすれば最下位でもいい」
がんばって何とか気持ちを立て直しましたが、2018年の「鳥海山ブル-ラインヒルクライムfrom日本海」では、前年の記録に届きませんでした。
しかし、落車の経験もあって「去年の自分に負けて悔しい」というより、「しかたない」といった気持ちのほうが強かったですね。
この「完走さえすれば最下位でもいい」という考えは、ロードバイクからマラソンをメインにしたことで、さらに強くなりました。
下位の選手だから見れる景色がある!
2019年の私は東北じゅうのマラソン大会に、シリアスランナーとして出場しました。
中には完全なピストン(往復)コースもあって、シリアスランナーと下位集団のファンランナーが声をかけあったりハイタッチしたりと、励まし合います。
ファンランナーの中にはコスプレしている人も多く、まるで、どれだけ長く競技を続けられるかを楽しんでいるようにも見えます。
正直、下位集団にいながらも楽しく走っているファンランナーが、うらやましく思いました。
目指すはヒルクライマーならぬ、「ゆるクライマー」!?

「八幡平ヒルクライム」では、ゆっくり走って制限時間ギリギリまで景色や高山植物の美しさを楽しむ・・・というヒルクライムを目指してみようと思いました。
注:もちろん、コスプレは危険ですので厳禁です!!
ゆるいヒルクライム・・・「ゆるクライム」ですね!!
ただ、完走できなければ「ゆる」も何もありません。
マラソンもヒルクライムも、トレーニングしなければ完走すらできませんからね。
だから、トレーニングも「ゆるく」続けます。
大会直前のトレーニングと減量
体力の低下もそうですが、体型が変わっていたのです。
何気なく腹の肉を触っていると、肉が揺れていました。
トレーニングしていた期間は、腹の肉が揺れるなんてこと無かったのに・・・。
簡単な減量法
レース本番までの数日間に行った減量法は単純で、食べるものを変えただけです。
それまでは、「明らかに太るもの」ばかり食べていました。
コンビニに行くたびにスイーツを買って、ジャンクフードやインスタントラーメンも我慢しないで食べまくっていたのです。
まずは、「明らかに太るもの」を我慢しました。
かわりに、ナッツとか豆とか・・・そんなのばかり食べていましたね。
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万全の状態!?
なんとか、付け焼刃の減量とジョギングで身体を運動に慣らしました。
やはり、何もしないよりは少しでも何かしたほうが、全然ちがいますね!!
身体の軽さを、わずかながら取り戻せました。
これなら安心して完走できるかも?
あとは自転車がトラブルを起こさなければ、問題ないはずです。
私は道具を自家用車に押し込み、レース前日深夜に出発しました。
続きは後半「当日編」へ!!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
続きは次回ということで、気長に待って頂けるとうれしいです。
ではまた、別の記事でお会いしましょう!!